京急空港線、糀谷駅から徒歩1分、くすのき歯科医院です。
今週末に開催された、日本小児口腔発達学会に参加してきました。
噛むこと、飲み込むこと、話すこと、呼吸すること、眠ること。
この当たり前のことですがうまくできない状態の子どもが増えたように、歯科の健診や現場を通して感じることが多くなりました。
いわゆる、口腔機能の低下に関して、歯科医師、歯科衛生士が、小児科医、言語聴覚士、保育士、栄養士などと連携し、子どもたちのよりよく生きるをサポートできないか、そういったことがテーマに取り上げられる学会です。
今回のテーマは、CHANGEでした。
まさに、今、この問題をとらえ、歯科業界が変化してく時だなと感じました。
昭和40~50年代の虫歯の洪水時代から虫歯や歯周病は予防できる時代へを変化しました。一見、良いように感じますが、将来を担う子どもたちの5人に4人は歯並びやお口の機能に問題があるといわれています。
歯並びが悪い子どもたちには、咀嚼障害、発音障害、呼吸障害、姿勢が保てない、顎関節症、発達学習障害、睡眠障害があるといわれており、歯並びの良し悪しは、単に、遺伝で、とは片づけられない状態になっています。そこには、原因があり、問題が生じています。
その一つが、鼻呼吸できずに口呼吸をしている子ども達がいるのです。口呼吸していると扁桃が腫れやすくなり、正しく嚥下できない状態になり、結果として顎が小さくなる。という、結果につながっていきます。
呼吸という当たり前のことができないため、うまく体を使えずに、発達障害と言われることもあるのです。
奥が深くどこまで介入できるのか、大変難しいですが、子ども達の未来をサポートできる分野で、大変勉強になりました。
講演で、とても気になる言葉に出会いました。
長崎の小学校の福田泰三先生のご講演で、「教育から響育へ」という言葉です。
福田先生は、学校の現場で起こっている子ども達の変化を憂い、健口教育を取り入れられています。
当たり前だから大切。
だから、一方的に話すのではなく、響くように、感じるように、伝えていくことの大切さ、すばらしさを取り組まれていることを具体的に示されてのご講演でした。
私たちの毎日にも、通じる言葉だと感じました。





